私の謎の作り方 No.001

まいどこんにちは。

黄山毎度です。

今回の記事は「私の謎の作り方」としていますが、

これは私達free templateがどのように、何を考えて、
小謎(一枚謎)を制作したのかを解説していくものになります。

謎、どうやって作るかわからなすぎ

謎解きにハマった事ある人は、一度くらいは
「自分で問題を作ってみようかな」とか
「奇跡のような謎を作って業界に一石を投じたい」とか、思うものですよね。

ご多分に漏れず、僕も奇跡の謎を作りたいと思って謎制作をはじめました。

そして「よ~~~~し、謎作るぞ~~~~~」って意気込んで一番はじめに行った作業は、
「謎 作り方 初心者 どうやる」でググることでした。(ググり方が下手)

ググってみて初めて気づきましたが、謎の作り方本当に全然わからねぇ。。。

この記事のシリーズは、今後謎を作ってみたい人に対して何かしらの参考になればいいなと思い、
謎を作るまでの発想や着眼点、注意したいことなどを解説していきます

完全に自己満ですので、記事の内容に関しては
「ふーん、こいつはこんな感じで作ってるのね」くらいの温かい目でみてやってください。

解説は、
・実際の問題
・着想
・トリックの設計
・トリックの具体化
・デザインの設計
の順に行っています。

 

 

実際の問題

こちらは私達free templateのTwitterで出した問題のひとつです。
シンプルな問題(のつもり)です。

ちなみに答えは「きれいごと」です。
この問題の解説は後日記事にします。

これはかなり初期に作った問題でかなり恥ずかしいですが、
今回はこの問題の作り方を解説します。

ちなみに全く本題とは関係ないですが、
free templateのエースである謎制作者のとて君は
自分で作った謎のことを「子供」と呼んでいます。
「あ~~~~~子供産まれた~~~~~」って叫んだりしています
たまにラマーズ法で呼吸しています。

改めて本題。
今回は記念すべき第一回目なので真面目にしっかり目解説です。
二回目以降からわりと雑になっていく気がしています。

 

着想

僕の謎制作の着想の仕方はいくつかパターンが決まっていますが、
簡単に分けると次の2つになります。

こんな謎を出してみたいという【目的】から着想を得る
→和同開珎出したい、イラストだけの謎を作りたい、
 ひたすら文字を削ぎ落として枠だけになる謎を作りたい
 みたいな感じです。

これってなんか謎になりそうだな、という【トリック】から着想を得る
→「生物」は「なまもの」「せいぶつ(いきもの)」みたいにいくつかの読ませ方あるな、
 「工」って、「工事の工」とも見えるし「カタカナのエ」とも見えるよな、
 みたいな感じです。

今回の謎は、①の【目的】があった方でした。
この時の【目的】というのは、
「問題文の指示をそのまま行うとそのまま答えになる」タイプの謎が作りたかったのです。

もっと具体的に言うと、
「英語を入れろ」って指示を出して、
入れるのは「英単語」じゃなくて「英語という単語そのもの」だったら
意表をつけるんじゃないか?
と考えました。

このようにしてある程度【目的】が明確になったら、
次はそれにうまく当てはまりそうな【トリック】を探すようにしています。

 

トリックを設計する

この問題における【トリック】は、
ミスリードを誘い、それを裏切る。」タイプです。

まず、英語を入力することで新たな単語を作れという指示があります。
普通に考えれば、解く人は何かしらの「英単語」を探すでしょう。
ここがミスリードを誘うポイントです。
「普通に考えればこうする」
「多くの人はこうする」
「まず思いつくのはこれ」
というところに注目するのが重要です

ミスリードさせるポイントを確認できたら、
具体的に、「英語」という言葉をそのまま入れて新しい単語を作る問題を考えていきます。

 

トリックを具体化する

【トリック】の方向性が決まれば後はアイディアを出す作業です。

まず「英語」を色々な方法で変換します。
ひらがな、カタカナ、漢字、英語、ローマ字・・・
他にも、記号で表現するなど無数に方法がありますが、
まずは思いつく限りの表現方法を総ざらいにしてみるのがよいでしょう。

次に、例えば「英語」をひらがなで使うとしたら
「未来永劫(みらいえいごう)」という単語にすれば、
「えいご」が含まれるよな。
といった風に具体的なアイディアを探していきます。

そのようにしていくつか出てきたアイディアの中から、
一番しっくりくるやつを採用します。

今回の謎においては、
「英語」をローマ字の「EIGO」にして入力させるというやり方を採用しました。
ローマ字で書いたときに「EIGO」が含まれる単語を探し、
「きR EIGO と」=「きれいごと」と解答を設定しました。

 

デザインを設計する

解答が設定できたら最後はデザインです。

ちなみにここで言うデザインとは、
イラスト、図、背景をキレイすることではなく、
問題をきれいに解いてもらうための工夫」のことを指しています。

具体的に何をするかと言うと、
例えば、問題文の設定や解き方のヒントを与えるようなイラストを挿入したりします

今回の問題で言えば、
問題文は「英語を入力して日本語を作れ」となっています。
わざわざ「入力」という単語を使っているのは、
キーボード入力でよく使われるヘボン式(ローマ字)入力を想起してほしいからです。

ノートパソコンのイラストが使われているのも同様の理由です。

また重要なこととして、
・謎解きの邪魔になりそうなイラストや文章は省く
・制作者の想定よりも解き手は解きづらいと感じる
ことに注意しながらデザインを設計します。

制作者側は謎を難しくしすぎる傾向があるので本当に気をつけましょう。(自戒)

 

謎はとにかく発信すべき

以上で今回の解説は終了です。

今後も今まで出してきた謎の作り方を記事にしていきます!

謎制作初心者の方に伝えたいのは、
どんなものでも作って出しちゃいなよってことです。


自分ではどんなにチープに見える発想でも、
出してみたら意外と好評なこともあります。
逆に作り込んだ謎が全くウケないこともめっちゃあります。
実際に出題して周囲の反応を見るまでは、わからないものです。

しかし大事なことは、
謎を作る時に得られた経験や、
「こうした方がよかったよな」という気づき、
そして解いた方からもらえる指摘です。
それら全てが次回に生きてきます。

そして何より、「面白かったです!」と言ってもらえたときに
やはり達成感を感じるものです。
謎は解いてもらった時に初めて価値が生まれます。
解き手の反応無くして謎は作れません。

どうか新しく謎を制作する方の手助けになるような記事になれば幸いです。

それではまた!

 

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